植毛手術後の包帯やガーゼはいつまでつけるべき?

薄毛の治療法として有効な自毛植毛ですが、どこで治療を行うべきか選び悩んでいる方も多いでしょう。当サイトでは自毛植毛情報とあわせて実績豊富実力派の自毛植毛クリニックの評判や口コミを掲載しています

男性の頭部写真

植毛手術後の包帯やガーゼはいつまでつけるべき?

自毛植毛手術は、薬による薄毛治療と異なりネットなどでも情報がそれほど多くないこともあってか、手術後の経緯やアフターフォローの部分で不安を覚えることも多いようです。

確かに外科治療となるため、術後はダウンタイムが発生します。他の手術でも同様ですが術後はできるだけ激しい運動等をせずに傷が早く治るようにケアをすることが大切です。

植毛手術ではメスを使うもの(FUT法)と使わないもの(パンチによる移植・FUE法)の2方式が一般的ですが、この術式によって術後の傷跡やカサブタができる期間もかなり異なります。

できるだけ術後はすぐに仕事や普段の生活に復帰したいという場合は、少し手術費用は高くなる可能性がありますがメスを使わないFUE法を選択すると良いでしょう。

できるだけ早く職場復帰したい際には、特に術後の包帯やガーゼを早くはずしたいと思うものです。今回は改めて自毛植毛治療の流れを確認し、包帯やガーゼをどの程度で外することができるのか、また外した後の注意点について解説します。


自毛植毛手術の流れ

植毛手術は、後頭部の毛根を薄毛が気になる部位に一つ一つ植え込んでいくため特殊な技術力や経験が必要な治療です。外科医であれば誰でもができる手術ではありません。

植毛手術後の傷や痛みを最小限にとどめたいと思う場合に最も気にしなければいけないことは、執刀する医師の技術力です。最近では経験豊富な看護師も増えており、医師を中心としたチーム医療によってよりスピーディ且つ高密度で植毛を行うことができるクリニックも出てきていますが、医療行為である点を踏まえると、費用や立地、クリニックの豪華さなどで選ぶのではなく、医師をはじめとする医療チームの技術力と経験、実績を持って選ぶことが最も重要になるでしょう。先に結論を言ってしまうと、これが術後のダウンタイムを最小限に抑える近道です。

クリニックを選び実際に手術を行うことになった際には、事前に医師と治療方法や移植本数、デザインについてなど十分に話し合った上で手術を迎えることになります。

手術当日については、多くの方が麻酔で寝ているとあっという間に終わっていたと感じることが多いです。術後はドナーを採取した後頭部と移植部位に傷ができていますので、ここにガーゼを当て包帯を巻いて帰宅します。

ドナー採取部の後頭部には、メスを使用するFUT式では傷を縫合するための糸が通っており、FUE式の場合はパンチでくり抜いた小さな穴がぽつぽつとあります。

どちらも微量ながら出血していますので、これを手当てするために清潔なガーゼと固定する包帯が必要になります。

包帯は、上からニット帽などを被るので人目を避けることができます。

なお手術当日は患部を水に濡れないようにします。また出血を避けるために飲酒や入浴、運動などの血流が良くなる行為は控えなければなりません。入浴は、首から下のみシャワーのするようにします。

そして手術翌日にはもう一度クリニックを受診すし、この際にガーゼを外し傷の状態を確認します。クリニックや術後の状態にもよりますが、一般的にはこのタイミングで後頭部のガーゼを外して、移植部位のみに新しい清潔なガーゼを再度あてることが多いです。その後、数日後に患部に当てているガーゼを外すために再来院します。

もちろん医師の指示に従う必要がありますが、この段階からシャンプーや飲酒、軽い運動も次第に可能になります。

なおFUT式術の場合は抜糸の必要があるため、数日~数週間後に再度通院します。

包帯やガーゼを取った後も注意が必要

術後のガーゼや包帯は微量な出血を吸収するだけではなく、圧迫効果によって出血を抑えて早期に傷を治すという役割もあります。さらに寝ている時に無意識に傷を掻いてしまったり、外出中に街中や電車で誰かの手が急に頭に触れるというような突発的な外部からの刺激などを防ぐ役割もあります。

術後にガーゼや包帯を取れると外出はしやすくなりますが、外部の刺激や接触に合う可能性が高まるということは覚えておく方がよいでしょう。例えばクシやブラシで髪をとかす際も、意識していないとブラシが傷跡に引っかかってしまい、再出血を起こす危険もあります。

またしばらくはカサブタが残るので、これを無理に剥がしてはいけません。かゆくても患部を強く掻いたりせず、しばらくはできだけデリケートに扱うことが大切です。

自毛植毛後に最適な髪型とは

自毛植毛手術によって移植した毛は、男性ホルモンの影響を受けずに自然な毛髪として半永久的に生え変わります。薄毛が気になっていた時代は、できるだけ地肌が見えないような髪型にしたり、分け目を工夫して薄毛の部分が見えないようにしたりとヘアスタイルにもかなり気を使うことが多かったですが、植毛後はもう気にすることはありません。
では、自毛植毛に成功した後は、カラーリングやパーマなども自由に行って問題ないでしょうか。今回は自毛植毛手術後の髪型について考えていきます。

手術後のイメチェンはしばらく我慢が必要!

勘違いされるケースが多いのですが、後頭部から移植してきた毛は、手術後に一度全部が抜け去ります。これは、移植した毛が毛周期でいう「休止期」の状態に該当するためで、その後一度すべての移植毛が抜け落ちて1ヵ月ほどしてから、「新芽」ともいえる毛が生えてきます。毛は一般的に、3ヵ月で薬1.5cmほど成長します。それまではしばしの間ヘアスタイルをいじらずに我慢するのが得策でしょう。

生え揃った後は好きな髪型をどうそ

一旦抜け落ちた後、成長期に入って新しい髪の毛が伸びてきたら、その後は基本的にどんな髪型でも問題はありません。ただ、移植後数ヶ月ほどは手術中にできた傷跡などがまだある可能性もあるため、坊主やスキンヘッドでは傷跡が目立つ可能性があります。
ワックスやムースも問題ないですが、頭皮にできるだけつかないようにして、必要以上に負担がかからないようにケアすることが大切です。

さらに、ヘアケア品以上にカラーリングやパーマはどうしても頭皮へ負担をかけてしまいます。どんな髪型でも問題ないとはいえ、できるだけ薄毛にならないように毛髪を大切にしていくのであれば、頭皮に負担がかかる髪型は避けるほうが長期的にはよいかもしれません。

できるだけ自然な髪型にしたいなら経験豊富な医師選びを

自毛植毛手術は外科手術です。そのため手術後は頭皮に傷跡が残ることは甘受しなければなりません。ただ、他の外科手術においても同様のことが言えますが、熟練医師が手掛けた手術のほうが傷の治りが早い上に、傷跡自体の消失も早いというのはご理解いただけるでしょう。

植毛手術も同様です。さらに、できるだけ自然な髪の流れ、自然なボリュームに仕上げたいのであれば、植毛手術の経験が豊富にあり、術後の状態をシミュレーションできる医師にお願いすることがポイントです。

自毛植毛クリニックのHPには過去の症例数やモニター症例などを掲載しているところが多いので、手術前にこれらを確認することは大切です。また実際に使っている器具や術式も確認しておくことをお薦めします。そして最後は医師やクリニックとの相性です。どれだけ技術力があっても威圧的な態度や一方的な姿勢では手術をお願いしたくないという方もいるかもしれません。こればかりは実際にあってみないと分かりませんので、実際にカウンセリングに行き自分の目で相性を見るようにしてください。ほとんどのクリニックが初回カウンセリングを無料で行っていますので、ここだと思うクリニックを見つけたら実際に医師と会って判断するとよいでしょう。

自毛植毛後の毛もスクスク順調に伸びるのか

自毛植毛を考えた場合、手術について気になることも多々ありますが、術後の経過についてもやはり色々と気になるものです。様々な不安の中でも、多くの人が最も気になるというのが「移植後の毛は、ちゃんと生えてくるの??」という、まさに自毛植毛手術の「成功の可否」を問うような点ではないでしょうか。
手術に耐えて見事植毛が終わっても、移植した毛がしっかりと生えてこなければ意味がありません。そこで、自毛植毛後の毛はどのように伸びていくのかについておさらいします。

手術後の移植毛は、一度全てが抜け落ちる

…というと、多くの人が驚き、そして不安になるようです。
まず植毛手術における基本として理解しておくべき点は、移植手術をした後の毛髪は全て一度抜けるということです。ここについて改めて解説します。

自毛植毛手術で移植に成功した毛は、その後は男性ホルモンの影響を受けずに正常なヘアサイクルで何度も生え変わります。これは、ドナー元の後頭部の毛根がジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けない性質があるためで、移植後もその性質を引き継ぐためです。

では、移植した毛はその後スクスクト成長していくのではないかと思いがちですが、移植直後の毛根は毛周期でいうところの「休止期」に該当するため、成長せずに一度全て抜け落ちてしまいます。
休止期の後には成長期が回ってきてきますが、この時に移植した毛根がきちんと新しい毛を生やしてくれます。移植した毛根は毛周期に沿って成長するため、移植後は1ヵ月程度の間にすべての毛が一度抜けて、そこから2、3か月程度経つと成長期になり、新しい髪の毛が生えてきます。
この間は多くの人が不安でもどかしさを感じるものですが、焦らずにじっと待つことが大切です。

その後は後頭部の毛髪と同じペースで生える

移植毛はその後ヘアサイクルに従ってスクスクと成長を続けますが、もともと後頭部から移植した毛根のため、これらの毛は「後頭部」と同じペースで成長します。

ごく少数のイレギュラーな毛髪は、他の正常な毛髪と比べて多少成長が遅かったり、ウェーブがかって他の毛よりも短く見えることもありますが、本数はそれほど多くありません。
新しい毛が生えて1年ほど経つと、資格的にも満足できる毛量へ回復したことを実感できるはずです。長髪の場合などはもう少し長く待たないと他の部分と長さが揃わないこともありますが、短髪の方であれば1年ほどで他と同じ長さに生えそろうことになります。

より自然なスタイルを望むなら経験豊富な医師に

移植後の毛は一度抜けてもそこから再び新しい毛と生えてきます。ですので毛が抜けることには不安を抱かないで頂きたいですが、より多くの移植毛を新しい部位に定着させるためには、移植の際にできるだけ傷をつけず新鮮なうちにスピーディに移植をすることがポイントになります。
移植するドナーは医師が経験と知識を持ってベストなものを選びますが、移植後の毛の向き、密度といった部分も意志の経験則に左右されることになります。経験の浅い医師の場合、ドナーの植え込みが上手くいかず、定着率を下げる可能性がある他、毛が生え揃った際に、髪の毛の向きが不自然になったり、毛の密度が一定ではないといったこともあります。そのため移植後の状態をしっかりとイメージができる経験豊富な医師に手術を依頼するほうがより自然なスタイルになれる確率が高いです。

また、ドナーの採取時にも医師の技量は関係します。FUT、FUE法といった術式や使用する機器、さらには医師をサポートする医療チームの技術力も関係してきますが、鮮度がよい状態でスピーディに移植を行う医師の技術力がとても大切です。

より高い確率で植毛を成功させたい、もしくは自然でできるだけボリュームがあるヘアスタイルにしたいと考える際には、複数のクリニックを巡り、クリニックや医師の症例数や実績を確認することがポイントです。

植毛すれば、薄毛対策の内服薬は卒業?

自毛植毛手術は、自身の毛根を移植するため半永久的な効果が見込める薄毛治療です。
しかし自然の原理として、年齢を重ねることにより自身の毛根自体のパワーがなくなり薄毛が進行することもあります。植毛後に併用する内服薬についてまとめました。

自毛植毛後も薄毛の進行が気になる際には服用する

自毛植毛手術では後頭部の毛根を移植するため、薄毛を促進する男性ホルモンの影響を受けません。しっかりと定着すれば薄毛になる可能性はほぼないと言えます。しかし、植毛した周囲にある元からその部位にあった毛髪達は次第に薄くなっていくため、トータルで見ると加齢とともに次第に薄くなっていきます。
よって少しでも毛量を減らしたくない場合は、薄毛対策の薬も併用するとよいでしょう。特にプロペシアは薄毛の原因となる「5aリグクターゼ」に効果があるためお薦めです。プロペシアは服用することで9割以上が薄毛を改善できたと回答しているデータもあり、また3ヵ月ほどの服用で効果を実感できるため植毛治療と併用しているケースが多いです。なお飲み始めは倦怠感などを感じることもあるので注意が必要です。

その他、血行促進効果のあるミノキシジルやミノキシジル配合の薬も人気です。ドラッグストアで購入できるミノキシジル配合の製品ではリアップが有名です。現在はミノキシジル1%配合のものと、ミノキシジル5%配合のリアップX5の2種類を店頭で購入することができます。

なお女性の薄毛対策の内服薬はパントガールになります。パントガールはアミノ酸やたんぱく質、ビタミンB群などを配合しており毛根の細胞代謝を活発にすることで発毛効果を高めます。ホルモンへの影響はないので予防薬として服用する方もおります。

術後の服用については医師に相談を

いずれも大きな副作用はない内服薬ですが、自毛植毛手術を行ったクリニックに相談の上で体質や症状に合った治療薬を処方してもらうことをおすすめします。特に薄毛は遺伝的要素や生活習慣など様々な原因が複雑に絡み合って生じるもののため、有名な薬であれば必ず効果があるかというとそうとも言えないためです。
症状によっては血液検査や遺伝検査なども行う方がよい場合もありますし、服用しなくてよいと言う判断になる可能性もありますので、事前にクリニックに相談することをお薦めします。

植毛後のかさぶたの痒み(かゆみ)にどう対処するか

自毛植毛手術後の経過の中でも、多くの人が気にする症状に、「瞼や額の腫れ」「ショックロスによる脱毛」、そして「かさぶたの痒み」があります。手術をすれば傷跡にかさぶたができるのは自然のことですが、植毛手術後の場合、痒みが出てきた際に傷つけてしまうと、移植した毛根が抜けてしまわないかという不安があります。
今回は自毛植毛後のかさぶたと痒みについてまとめてみました。

自毛植毛手術後のかさぶたがなくなる時期

かさぶたの量は、自毛植毛の手術の際にメスを使うかどうかによって大きく異なります。
FUT法によるメスを使った自毛植毛手術の場合は、かさぶたの量はやはり多いです。後頭部の頭皮を採取した部分は、術後数日ほどは違和感や軽い痛みを感じたり、出血がみられることもあります。3日程度でかさぶたになり、その後2週間ほどかけてかさぶたがなくなっていきます。
極細パンチによってくり抜くFUE法でも、手術後3日程度はパンチでくり抜いた部分に赤茶色の点々が見えます。ただしそれほど目立つかさぶたではありません。この場合も、1週間から2週間の間に赤茶色の点々は消えていきます。

かさぶた取れ始めた時の痒みにはどう対処するか

植毛手術後に限らず、治りかけの傷にできたかさぶたは、ついつい痒さのあまりボリボリ掻いて再び流血してしまうことなどもよくあります。
植毛後の傷跡においても、痒みが生じるのは自然の摂理である基本的に問題はありません。
ただし気を付けていただきたいのが、移植した毛根が定着するまではできるだけ頭皮に負担をかけないようにすることです。痒いからといって頭皮をボリボリかきむしると、定着する前の毛根が頭皮から剥がれ落ち、せっかく移植手術を行ったのにその部分に毛が生えてこなくなる可能性も大きくあります。
どうしても痒くてたまらない場合は、我慢せずに早めにクリニックに相談してください。かゆみ止めの内服薬や外用薬を処方してもらい頭皮を傷つけないよう徹底することが大切です。

かさぶたの痒みをできるだけ軽減するために

手術をすればかさぶたができるのは当然ですし、痒みも付き物ですが、できるだけ痒みがでないようにするために普段から頭皮を清潔に保つようにすることも重要です。
特に夏場は気温が高い上に湿気も多く、頭皮に皮脂が溜まりやすい状態です。普段からこまめにシャンプーで毛穴の汚れを取り除くことで痒みを軽減することができます。頭皮を清潔にすることは毛髪が生えやすいように頭皮環境を正常化することにもつながるためお薦めです。

自毛植毛後はヘアシートでカバーがベスト

「ヘアシート」という言葉はあまり耳慣れないかもしれませんが、増毛などでも使用されることもある極薄の接着シートで、ウィッグやカツラと同じようなものです。
自毛植毛手術を行った後、刈り上げた後頭部が目立って植毛をしたことがばれないかと気になり、手術まで一歩踏み切れない方も多いようですが、今回は手術後の刈り上げた部位を隠すことができるヘアシートについて、メリット・デメリットや価格について説明します。

ヘアシートを使えば自毛植毛がバレないのか?

自毛植毛の手術が終われば、後は気になっていた部位(おでこや頭頂部など)に少しずつ毛が生えてくるのを待つだけですが、もう一カ所、どうしても術後に気になってしまうのが、後頭部の刈り上げた部位です。
メスを使って頭皮を切り抜くFUT法の場合、後頭部から毛根と頭皮を採取し、その後頭皮を縫い合わせることになるため、術後に傷跡や髪の生えてない部分によって友人や会社などに自毛植毛手術を行ったことがバレてしまわないか不安になる人も多いようです。

そこで多くのクリニックで提供しているのが、このヘアシートです。ヘアシートは一人ひとりの頭皮にあわせて専門家がオーダーメイドで作るため、かなり自然な仕上がりになります。バレないかと気にされる人も多いですが、プロがオーダーメイドで作っていることもありそれほど悪目立ちはしません。特に地毛が長い場合はほぼバレないでしょう。短髪の場合はどうしても頭皮部分に違和感があるので多少目立ってしまいますので、出来るだけ周囲に気づかれないようにしたい場合は、あまり短髪にせずに10cm前後のヘアスタイルにしたところで手術を行うとよいでしょう。

…とはいえ、仕事柄 長髪にできない方も多いと思います。そんな場合は、後頭部を刈り上げないFUS法で手術することをお薦めします。手術費用は上がりますが、手術が終わった後に後頭部が気になり「バレないかな」「目立たないかな」などといった不安を感じることは、ありません。
FUS法ができるクリニックはまだそこまで多くないのですが、逆に言えば技術力のある医師が手術を行うため、「思っていた結果と違った」というような失敗も少ない点も魅力です。医療ローンを導入しているクリニックも多いので、出来るだけバレない方法を探している場合には、刈り上げないFUS法による植毛手術をお薦めします。

ヘアシートは高い?利用する価値はある?

通常のウィッグやカツラの場合はかなり高額で出来上がるまでに時間がかかるのですが、ヘアシートは一部を隠すもののため費用面でもそれほど負担は大きくなく、クリニックにもよりますが5万円前後で用意してくれるところがほとんどです。専用の接着剤でしっかりと髪に固定するため取れてしまわないかという心配もありません。

ヘアシートを装着して何か問題はないのか?

とはいえヘアシートにもデメリットはあります。
ヘアシートは接着剤で頭皮に一時的に固定しているため、半永久的に固定してくれるわけではありません。装着1ヵ月程度で、接着剤の固定が次第に弱まってきます。またヘアシートの神の長さは変わりませんが、周囲の自毛は次第に成長していく(=伸びる)ことを考えても、使用期限は最大3ヵ月程度と考えるのがよいでしょう。
ちなみに3ヵ月ほどあれば刈り上げた部分にも1.5cmほど毛が生えてくるので、短髪の場合は、ヘアシートの作り直しは必要ないケースが多いです。

他の注意点としては、ヘアシートによって頭皮にかぶれや赤み、痒みといった反応が出るケースがあります。この場合は早目に手術を行った病院に相談し、処方薬等をもらうようにしてください。
ヘアシートに限らず、アフターフォローがしっかりしているクリニックを選ぶことは、術後のストレスを最小限にすることができる重要なポイントです。自毛植毛手術は医療行為ですので、キャンペーンや手術費用といった部分だけではなく、技術力やフォロー体制も事前に確認した上で手術を行うことをお薦めします。

自毛植毛後の寝方

自毛植毛は、手術が終了した後の「アフターケア」が非常に大事だと言われています。

せっかく自毛植毛を行っても、術後の過ごし方によって移植した毛根の定着率に影響が出る可能性があるからです。

特に、頭皮に負荷をかけるのはNGで、術後1週間~2週間ほどすると傷跡がカサブタになるためかゆみが出る場合がありますが、これはできるだけ掻かないようにして、かゆみ止めのクリームや内服薬で対処することがポイントです。

・・・ですが、毎日の「就寝時」には、どうしても枕に頭皮が押し付けられた状態になってしまいます。術後すぐですと、圧迫した部分に痛みが生じることもあります。

自毛植毛の術後はどのような寝方をすれば良いのでしょうか?

■術後の頭皮の状態

自毛植毛の術後は、手法によっても異なりますが何かしらの傷を負っている状態になっています。

FUT法(メスを使って後頭部の毛根であるドナー株を採取する方法)では、切り取った後頭部を縫い合わせたまっすぐな傷跡が残ります。
術後1週間ほどで、傷はかさぶたになりますがそれまでの間は傷口がまだ完全に完治した状態ではなく、少量の出血などが見られる人もいます。

また、横長の長方形に切り取られた後頭部の皮膚を引っ張り合わせて縫合するため、若干つっぱった感じがしますが、これは誰もが感じる術後の違和感なので心配は要りません。

FUE法・ニードル法(ドナー株をパンチや針のようなものでくり抜き採取する方法)では、移植部位に直径1mm~2mm程度の点々とした傷が残っています。
メスを使って後頭部を皮膚ごと切り取るFUT法に比べ、傷は浅いですから痛みが出る確率は低いです。

いずれも術後に多少の痛みが出るケースもあるため、自毛植毛を行ったクリニックで痛み止めを処方して貰っておくと安心です。

また傷口が完治するまでは「できるだけ擦らない、触らない、刺激を与えない」のが基本です。刺激を与えると傷口の治りを遅くするだけでなく、移植した先の頭皮に移植した毛根がまだしっかりと定着していない為、抜け落ちてしまう可能性もあるので必ず守るようにしてください。

傷口が治りかけてかさぶたになってくる時期にはかゆみを伴う場合がありますが、決して掻きむしったり、かさぶたを無理やり剥がすようなことはやめましょう。

できたかさぶたは、シャンプーの際にぬるめのお湯でゆっくりとふやかし、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

■術後の寝方について

前述の通り、自毛植毛の術後の1週間ほどはまだ傷口が完治していない状態です。

使用する枕は「固め」のものを使うとよいようです。
「固めの枕だと、頭皮を刺激してしまうのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実は柔らかい枕の方が頭皮と髪の毛を擦り付けてしまうので、毛根の定着率を下げてしまう要因になってしまいます。自毛植毛を行う際には、事前に「固めの枕」を用意しておくと良いでしょう。
また、頭頂部への移植を行った方は、バスタオルを2~3枚巻いた「首枕」を首の下に敷いて寝るのもお勧めです。

また術後3~4日後にまぶたが腫れるケースもあります。これは麻酔の影響によるもので、1週間以内には治まると言われています。まぶたの腫れが気になる場合には、「枕をちょっと高くしてみる」「ヘッドバンドをしてみる」など工夫すると、まぶたの腫れが少なくなるのでお試しください。

術後は初めてのことが多く、最初は戸惑ったり不安になることも多いものです。そういった際に、植毛手術を行ったクリニックに相談できれば安心できるものです。術後のケアをしっかり行っているクリニックを選ぶことで、術後の不安もできるだけ取り除くことができるでしょう。

植毛手術後の気になるお酒・たばこ

自毛植毛の手術直後は、たばこやお酒は基本的にNGと言われています。
しかし、飲酒や喫煙には日々の生活や仕事でたまるストレス発散の意味合いもあるでしょうし、長年たばこやお酒と付き合ってきた人にとって、禁煙・禁酒は非常に辛いものです。

自毛植毛の術後、いつからお酒やたばこは解禁になるのでしょうか?
そもそもお酒やたばこを辞めないといけない理由はなぜでしょう。

■植毛後に限らず、たばこは頭皮・毛髪にマイナス!

クリニックによって多少期間は異なりますが、自毛植毛手術後は1週間~3週間程度は禁煙するように言われることが多いです。

禁煙する理由としては、たばこを吸うことによってニコチンやタールが身体に入り込むと血管が収縮して頭皮の血流が悪くなるため、移植したドナー株が頭皮に定着しづらくなるからです。
薄毛対策で世界的に有名なミノキシジルの効能は「頭皮の血行促進」です。血行を改善することで抜け毛を防ぐ発毛剤があるくらいですので、血管を縮小させる喫煙行為がどれほど髪の毛によくないかは、理解できますよね?
毛細血管の流れが悪くなると、毛髪が成長するために必要なビタミン・ミネラルといった栄養が十分に頭皮に行きわたらなくなるため、発毛しにくくなり、次第に薄毛になってしまうというメカニズムです。

血管縮小以外にもたばこにはいくつかの発毛阻害要因があります。
例えば、たばこを吸う人は、薄毛の原因ともなる男性ホルモン(DHT)の分泌量が多くなると言われています。また、喫煙行為によって育毛に必要なビタミンCを破壊してしまう他、たばこに含まれるニコチンによって全身が興奮状態になることで、自律神経が乱れて血流の流れがより悪くなるといったこともあります。

せっかく自毛植毛手術をしても、不摂生な生活を送っていると毛根に栄養が届かずに結果艇に髪全体が薄毛になるというリスクもあります。将来できるだけ長きに渡って髪の毛を多く残したいと考える際には、自毛植毛手術があろうとなかろうと喫煙するほうが良いかもしれません。

■お酒も術後1週間は控えて

お酒は自毛植毛手術前後に控えるようにと言われることが多いです。

飲酒は一時的に血行を良くするため、手術中の出血が多くなることもあります。できるたけ安全・安静の状態で自毛植毛手術を行うためにも、前日・当日はお酒を飲まないようにしてください。
また、術後の飲酒も避けてください。術直後は移植をした部分の傷跡がかさぶたにならずに出血しやすい状態になっています。きちんと傷跡にかさぶたができ始めるまで、術後1週間程度はお酒を控えてください。

飲酒と育毛には直接的な因果関係はあまりなく、適度な飲酒であれば血液循環がよくなり頭皮の血行促進に役立つとも考えられています。またストレスによってこわばった筋肉を弛緩することで血管内の栄養素が通りやすくなるという利点もあります。ですが大量に飲酒をしてしまうとアルコール分解のために体内のアミノ酸が使われてしまうため、発毛のためにアミノ酸を使用することができなくなります。何事もほどほどにがよい、ということでしょう。

移植した毛根が頭皮に定着する重要な時期を避けるためにも、飲酒は術後1週間程度は我慢するようにしましょう。

自毛植毛手術をすると、新しい人生が始まります。

術前は「禁煙ができるかな」「禁酒できるかな」などと不安になることもあるかもしれませんが、手術を受けた方の感想を聞くと、喫煙や飲酒以上に、新しいヘアスタイルをずっと長持ちさせたいという気持ちが大きくなり、比較的スムーズに禁煙・禁酒をされている方も多いようです。
といっても、もちろん人によって価値観は様々ですので、ご自身の人生における優先順位にあわせて行動されるのがよいでしょう。

自毛植毛手術後、当日はどう過ごす?

日帰り手術で行える自毛植毛手術ですが、自宅やホテルに帰った後はどう過ごせばよいのでしょうか。特に手術当日は、植毛した後の初めての夜になるため色々と不安もあるかもしれません。ここでは自毛植毛手術を行った当日のその後の過ごし方についてまとめました。

■触らない

自毛植毛手術の後は、多くのクリニックではガーゼ・包帯で頭皮を固定してくれます。

「術後の様子がどうなっているのか」など移植部分が気になるかもしれませんが、包帯は縫合した部分の傷跡を保護する役目とあわせて、移植したドナー株を頭皮に定着させる役目もあります。気になっても包帯やガーゼは外さずにじっとするようにしてください。

自毛植毛当日は、とにかく「包帯を取らない」「触らない」ことです。
当日は自宅でのシャンプーも控えましょう。

■万が一痛みが出たら痛み止めを

自毛植毛手術は、術後もほとんど痛みのない手術として知られていますが、人によっては術後に痛みを感じる人もいます。特にFUT法で後頭部を短冊状に切り取った方の場合、上下の皮膚を縫合しているため麻酔が切れてくると痛みを感じる人もいます。

このような痛みが出るのは、その人の体質もありますが、経験の浅いドクターによる縫合の悪さなどが原因です。いずれにせよ、ほとんどの自毛植毛クリニックで痛み止めを処方してくれますから、痛みが気になった際には早めに服用するようにしてください。

また痛みが出てきた場合も傷口を確認するために包帯をとったり傷口を触ったりするのは絶対にやめましょう。痛み止めを飲んで、とにかく当日は安静に過ごすことです。

■就寝時は枕にも注意を払う

手術当日は、たとえ痛みがなくても縫合した部分や毛根を移植した部分をとにかく刺激・圧迫しないようにしてください。縫合した部分については、傷口の治りが悪くなってしまうこともありますし、毛根を移植した部分はまだ毛根が定着していない、不安定な状態にあるため手術当日の生活には特に注意が必要です。

特に眠る際には、使用する枕や眠る姿勢にも気をつけたいところです。枕は、できるだけ固めのものを使用しましょう。
「固い枕だと傷口が痛むのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、逆に柔らかな枕だと頭皮を擦り付けてしまうことがあるのです。また、傷跡のある後頭部を刺激しないように、横向きで寝るのも良いでしょう。

■きつい帽子は被らない

ドナー株採取の際に刈り上げた部分を隠すために、手術後に帰宅する際、ニット帽子を渡してくれるクリニックもありますが、この帽子についても長時間の利用はできるだけ避けてください。
自毛植毛手術の後には、頭皮を覆うものや頭髪の通気性の悪くなるものは定着率を下げる可能性があります。なおクリニックによってはゆったりとした緩めのニット帽はOKとしているところもありますので、被り物についてはクリニックに相談してみると良いでしょう。

移植した毛包の定着率は、この手術当日の過ごし方で差が出てきます。
せっかく高いコストを支払って自毛植毛を行ったのですから、髪にできるだけ優しい生活を送ってフサフサとしたヘアスタイルにするためにも手術当日はできるだけ安静にしましょう。

自毛植毛手術後、翌日以降の最適な過ごし方

自毛植毛手術を終えた翌日。痛みや腫れもぐっと減ってきていますが、それでもまだまだ移植した髪の毛はまだしっかりと定着している訳ではありません。
手術翌日以降はどのように過ごせば良いのでしょうか。

■術後翌日~1週間

▼シャンプー

基本的に、術後翌日から洗髪可能となります。

ですが、まだ完全に移植した毛根が定着していない状態ですので、できるだけシャンプーは使わずにぬるま湯で軽く洗い流す程度にしましょう。

自毛植毛した毛根は、術後4~5日程度かけてゆっくりと移植した頭皮に定着します。そのため目安として1週間程度はシャンプーを使わずにそっと洗うことが大切です。

なおこの際に、手のひらや指先で頭皮を擦ったりするのはNGです。

あくまでもついた皮脂をシャワーで洗い流す程度で済ますようにしましょう。
その時に気をつけたいのは
・ぬるま湯で
・シャワーの水圧は低めで
行うのが秘訣です。
シャワーの水圧が調節できない場合には、お湯をかけて洗髪するようにしましょう。

それでも頭皮の臭いが気になる、ベタベタするなど気になる場合には、シャンプーを薄くお湯に溶かしてそっと流すようにして洗います。

とにかく頭皮を強く擦らないこと。刺激を与えないことです。
せっかく移植した毛根が抜けてしまう原因となります。

また、できるだけドライヤーは使わず自然乾燥するのが望ましいです。
どうしても使いたい際には、冷風にしてできるだけ遠くから風をあててください。

▼まぶたが腫れることも

自毛植毛をした後、3~4日目あたりにまぶたが腫れぼったくなる方がいます。また、まぶたではなく、額が腫れるという例もあります。
いずれも腫れは2~3日で引いていくため数日の我慢となりますが、まぶたや額は普段なかなか腫れない部位のため、腫れが出た場合かなり目立ち、また人相もかなり変わるため、職場の同僚や友人に指摘されることもあります。

最近は自毛植毛技術も進んでおり、この症状はそれほど起きなくなってきています。昔ながらのミニグラフト式での植毛手術を行っている場合は30%前後の確率でこの症状が起きましたが、今はそこまでありません。ただし、麻酔の注入量や、医師の技術力如何によっては現在でもこのような症状が起きることがあります。

術後、普段よりも就寝時の枕を高くする、ヘッドバンドをするなどでまぶたの腫れを予防することも可能です。

▼血行をよくしすぎない

血行がよければ、移植した毛根がますます定着しやすいのでは?と思いがちですが、血行がよすぎると逆に毛根を定着させる阻害要因になります。
シャンプー時のお湯の温度を普段よりもぬるめにすることはもちろんのこと、血行を促進する飲酒や激しい運動は避けてください。
逆に、血行不良も頭皮の血管が縮小するため毛根の定着率を下げる原因になります。禁煙は手術前後1週間ほどは控えたほうがよいでしょう。

▼直射日光を避ける

手術を行った部分に直射日光があたると、傷口が悪化する原因になります。傷口がしっかりと治癒していない術後1週間程度は、外出の際に頭皮に直射日光が当たらないように注意が必要です。
外出をする際には、頭皮を圧迫しないニット帽などを被ると良いでしょう。

術後の1週間は、自毛植毛で移植したドナー株が皮膚に定着する一番大事な時期です。
ここで間違った生活を送ってしまうと、せっかく移植した毛根がうまく頭皮に定着せず、抜けてしまう可能性もあります。
またまぶたや額の腫れやその後の定着率は、手術を行う医師の技術力にも関係してきます。いくらアフターケアを万全に行っても手術の出来不出来によっては思ったほどに髪が定着しない可能性も否めません。少しでも懸念される要因を削除する意味でも、万全のアフターケアとあわせて、価格や知名度だけでクリニックを選ばずに、症例実績がきちんとある医師のもとで治療をすることをお勧めします。

自毛植毛手術後のシャンプーやヘアケア品の選び方

自毛植毛手術後の頭皮は、非常に繊細です。
少しの摩擦や刺激などで、植毛した毛根が抜け落ちてしまう可能性があるため術後のシャンプーやヘアケア品選びは非常に気を使いたいところです。

基本的に、術後の翌日から洗髪は可能になりますが、毛根が定着するまでの1週間程度はシャンプー剤を使わず、ぬるめのお湯で湿らせてながら洗い流す程度にしましょう。

術後1週間以内のシャンプーにおける注意事項

前述の通り、シャンプーといってもお湯で洗い流す程度にしましょう。
お湯の温度もあまり熱いと頭皮に刺激を与えてしまいますので、お湯の温度はぬるめに設定してください。

また、水圧もできれば弱めにすると良いでしょう。

シャンプーの仕方は、毛根を移植した部分に直接水圧があたらないよう、頭を下に下げて移植した部分以外にそっとシャワーヘッドを当てるようにし、流れてくるお湯で移植した部分をこすらないように指の腹などでやさしく撫でるように洗います。

どうしても頭皮の脂分やにおいが気になる場合には、刺激の少ないシャンプーをお湯に溶かしたものを移植した部分以外の場所につけ、上記の要領で洗い流してください。

トニック剤などは刺激が強いので、術後のシャンプー時には避けるようにしてください。

髪の毛を乾かす時にも細心の注意を払って

まだ定着していない毛根は、少しの刺激でも抜け落ちてしまう可能性があります。

髪の毛を洗ったあとのタオルドライの際にも、毛根を移植した部分は絶対に擦らないようにしてください。

タオルを押し当てるようにして、タオルドライをした後できれば自然乾燥が望ましいですが、時間がなくドライヤーを使って髪の毛を乾かす際には、毛根を移植した部分に直接ドライヤーの熱が当たらないように注意し、後頭部の方から風を流すようなイメージで乾かしてください。

術後1週間を過ぎた後のシャンプー

毛根はおよそ1週間で定着します。この時期になると傷跡もカサブタになってきます。

術後1週間を過ぎたら通常のシャンプーを使っても問題ないでしょう。
お湯の温度も、あまり気にする必要はありません。この時期になったら普段と同じような
姿勢で移植部、採取部を含めて全体を洗っていただいて構いません。

また洗ったあとはシャンプーを綺麗に洗い流し、タオルドライをし、ドライヤーを使って乾かしていただいて構いません。ムースや整髪料も大丈夫です。
とはいえ、むりに引っ張ったり乱暴な扱いはできるだけ避けて丁寧に扱うように気を付けてください。

また、FUEの場合、点々としたカサブタができますが、洗髪の際にこの部分を指の腹でこするとカサブタが剥がれてくることがあります。これは自然に傷が治癒している証拠なので問題はありません。

ただしあまりごしごしと洗って無理にカサブタを落とすのはオススメできません。あくまでも通常のシャンプーでカサブタが剥がれ落ちるのを待ちましょう。

術後のシャンプーが心配な方

少しでも定着率を挙げるためには、術後のシャンプーの仕方はとても重要です。
できるだけ定着率をあげたい場合には、手術後にクリニックで洗髪のサービスをしてくれるところもありますので、そういったクリニックで手術を行うと良いでしょう。

クリニックの中には、洗髪台を完備しており美容師や経験のある専任スタッフが手術翌日に洗髪サービスを行ってくれます。こうしたアフターサービスの充実したクリニックもあるので、事前に調べておくのとよいでしょう。

自毛植毛後のクリニックのアフターフォローについて

自毛植毛は、手術の技術力もさることながら、術後どのように過ごすかによってその後の毛の生え方を大きく左右すると言われています。

「医師の技術力」と「術後のアフターケア」の2つが揃ってこそ、自毛植毛治療は最高のパフォーマンスを挙げるといっても過言ではありません。

ですので、術後のメンテナンス次第では自毛植毛手術を行っても植毛した毛根がうまく定着せずに抜け落ちてしまう場合もあります。できるだけ抜け落ちることを防ぐためにも、クリニックによっては術後のアフターケアやアフターフォローを行ってくれているところがあります。

術後は入浴や洗髪、就寝時の枕の位置など色々と初めての経験も多いので、できるだけ術後も親身にケアしてくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。

ここでは、術後のアフターフォローの一例を紹介します。

■手術翌日の来院・アフターカウンセリング

中には、「手術後にクリニックに行くのはもう面倒!」という方もいるようですが、間違ったケアを行っていないか、また頭皮の状態が正常かどうかを確認してもらうためにも、術後1回はしっかりと通院するシステムのあるクリニックを選ぶことをお勧めします。中には2,3、回通わないといけないクリニックもありますが、術後の頭皮は包帯を巻いており、多少違和感や痛みもある状態ですので、さすがにあまり多いと煩わしくもなりますので、そのあたりはよく考えて選ぶとよいでしょう。

<アフターカウンセリングのあるクリニック>
・アイランドタワークリニック
・二ドークリニック
・親和クリニック

■術後翌日、クリニックにて専用のシャンプー台で洗髪をしてくれる

手術翌日は、自分で洗髪をするのはまだ不安が大きいものです。事前に聞いていた通り「優しく洗う」こととはわかっていても、どの程度のソフトタッチにすればいいのか、さじ加減も難しいところです。植毛クリニックの中には手術翌日の初めての洗髪を専任スタッフが行ってくれるところがあります。洗髪はその後の定着率に大きな影響を与えるため、不安がある際にはできれば洗髪サービスのあるクリニックを選ぶとよいでしょう。

<洗髪サービスのあるクリニック>
・親和クリニック

■植毛以外の治療法も行っている

AGA治療は今ある髪の毛をより健康にして、抜けにくくする治療です。植毛手術と併用することで、ますます移植した毛が長持ちすることになります。自毛植毛手術を行えば半永久的に毛髪が生えることになりますが、もっと頭皮全体の髪の成長をしっかりさせたいという場合には、AGA治療の併用もひとつの選択肢かと思います。
なお自毛植毛クリニックには、植毛手術しか行っていないクリニックと、AGA治療も行っているクリニックがあるため、「薄毛は解消したものの、もっと毛髪全体を健康にしたい」「今よりも全体的にコシのある頭髪にしたい」など、AGA治療の併用を多少でも検討している場合には、これらの取扱いもあるクリニックを選択すると、将来的にスムーズにカウンセリングを行えるでしょう。

<AGA治療も行っているクリニック>
・二ドークリニック
・親和クリニック
・高須クリニック
・ルネサンスクリニック

術後は、さまざまなことで不安なことがたくさん出てくるものです。
移植した毛根の定着、普段の生活、食事など・・・そうした疑問や、術後の毛の生え具合などの不安などを取り除くよう、専門のカウンセリングルームがあり、納得がいくまで親切にカウンセリングを行ってくれます。

このカウンセリングルームは完全な個室になっており、外に声が聞こえないため、センシティブな部分の自身の心配ごとをドクターに話せるようになっているので、自毛植毛をした後でも安心して生活を送ることができます。

■独立した相談機関を持っている

術後、手術を担当した医師や看護師、またカウンセラーには相談しにくいこともあるかもしれません。そういった部分を配慮して、クリニックのスタッフとは別の相談専用窓口を用意しているクリニックがあります。利用するかは分かりませんが、クリニックとしての精一杯フォローをしようとする姿勢を感じるような気がします。

<独立した相談機関を持っているクリニック>
・親和クリニック
・アイランドタワークリニック

冒頭にも述べたとおり、自毛植毛は手術における技術力も非常に大切ですが、術後どのように過ごすかによっても毛の生え方や定着率に大きな差が出てきます。

そのため技術力があるだけではなく、術後のアフターケアもしっかり丁寧に行っている植毛クリニックを選ぶことが重要です。

自毛植毛手術後の職場復帰までの時間

仕事をしている人の場合、自毛植毛手術後、どれくらいの日数で職場復帰はとても気になる部分かと思います。

実際にクリニックのホームページを見ると、職場の復帰については「翌日から復帰可能」と謳っているところがほとんどです。

とはいえ、頭皮にメスを入れて行う自毛植毛手術。
本当に、翌日から職場復帰が可能なのでしょうか???

FUT法の場合

FUT法は、後頭部からドナー株を採取するためメスで皮膚ごと頭皮を切り取ります。

採取する本数(=移植する本数)によっても異なりますが、両耳の後ろから短冊状にかなり広い範囲で切り取りますので、上下の皮膚を縫合した跡は横一直線に残ります。

翌日の段階で縫合した傷口は完治せず、1週間ほど経って傷口が乾いてきます。それまで多少違和感や痛みを伴うこともあります。

実際に手術を行った人の話なども総合すると、メスで皮膚を縫合するFUT法の場合は、現実的にはデスクワークの方で2,3日、身体を動かす方の場合は傷口が開くのを避ける必要があるため4,5日程度は安静にしたほうがよさそうです。

FUE法の場合

FUE法は、直径1mm程度の専用パンチなどの機器を使い後頭部からドナー株を1つずつ採取する自毛植毛法です。

ごく小さなパンチで1つ1つ採取するため、メスで皮膚を短冊状に切り取るFUE法と比較すれば傷跡は目立たず、赤い点々が無数に頭皮にあるといった印象です。

この場合はFUT法と比較しても比較的早い仕事復帰が可能です。

デスクワークの方であれば1日~2日、身体を使った仕事の方でも3日もあれば仕事復帰することができます。

それでも、やはり無理は禁物

特にFUE法の場合は比較的早い段階での仕事復帰が可能ですが、手術を行った医師の縫合技術や麻酔のかけ方などによっては術後1週間程度赤みや違和感が残るケースもあります。

こうなると、仕事はもちろん通勤時の満員電車などでも汗をかく可能性があるため、頭皮や頭髪が気になって仕事に支障をきたす可能性もあります。

一般的な痛みや傷の具合からすると「翌日から仕事復帰が可能」というのは嘘ではありませんが、残念ながら執刀した医師の縫合技術によってはそれ以上にダウンタイムが長引く可能性がある点は否めません。

できるだけ確実に早く手術後に仕事復帰するためには、実際に手術を行う医師が植毛手術に慣れており、症例数が豊富で実績が多いかどうかを事前に確認する点が大変重要になります。

まとめ

自毛植毛手術には、大変緻密で迅速なスピードが求められる移植作業があるため、医師の技術力がその後の定着率やダウンタイムにまで直結する治療です。投薬だけならどこのクリニックでもそれほど変わりませんが、自毛植毛手術は医師のスキルで結果が大きく変わってきます。

ホームページに記載されているダウンタイムや痛み、定着率をうのみにせず、一度実際にカウンセリングに行き、実際の症例写真や執刀してくれる医師について事前に確認した上でクリニックを選ぶことが最も重要です。

大きな有名クリニックの場合は医師が多数在籍しているため、実際には入ったばかりの新しい医師が手術を担当する可能性もあります。キャンペーンや価格だけでクリニックを選ぶとその後に後悔する可能性もあるため、2つ以上のクリニックでカウンセリングを受けることを強くお勧めします。

決して安い金額ではないからこそ、事前に確認できることは最大限カウンセリングの際に質問し、万全の体制で手術を受けるようにしてください。