極細パンチによる植毛なら傷跡ができない?

薄毛の治療法として有効な自毛植毛ですが、どこで治療を行うべきか選び悩んでいる方も多いでしょう。当サイトでは自毛植毛情報とあわせて実績豊富実力派の自毛植毛クリニックの評判や口コミを掲載しています

男性の頭部写真

極細パンチによる植毛なら傷跡ができないは本当か

自毛植毛の技術は日進月歩で進化しています。数年前までは、後頭部の皮膚を切り縫いて移植株を採取する方法がほとんどでしたが、医療技術が進んだ今は、頭皮を切り取らずにパンチなどで毛根を一株ずつ採取し移植をするFUE法を行う植毛クリニックが増えてきています。
「傷跡が残らない」ためFUE法を選ぶ人も増えてきていますが、実際のところ、パンチでくり抜いた部分にミカンの皮にある穴のような傷跡が残ってしまうことはないのでしょうか。極細パンチによる自毛植毛手術について説明します。

「極細パンチ」によるFUE法の歴史

メスを使わないFUE法が登場した当初は、くり抜きで使用するパンチのサイズは直径5mm程度のものが中心でした。その後、技術改良が進み、現在は直径1mm以下のパンチが主流になっています。パンチの直径が大きいと、くり抜いた際の穴が術後にかさぶたとなってしまい目立ってしまうこともありましたが、技術が進みパンチの直径を小さくすることによってかさぶたはかなり目立ちにくいものになりました。また、パンチで移植毛を採取する際に周辺の大切な毛根を傷つける可能性も少なくなりました。
しかし、パンチの直径が小さくなればなるほど手術を行う医師の技量がより高度なものになります。術後に傷跡が目立ちにくくなることは大変ありがたい話ですが、技術力がある医師が治療を行わないと、恐ろしいことに「失敗」するリスクも高くなります。
そこで次項では、最新の医療機器を使いこなせる技術力を持ったクリニックを探すポイントについて説明します。

FUE法の植毛クリニックを選ぶポイント

1.症例数や実績を確認する

当然ではありますが、料金だけでクリニックを決めることはせずに、担当する医師の症例数や実績を事前に必ず確認するようにしてください。特にある程度規模が大きいクリニックの場合、院長ではない医師が執刀するケースも多いです。実際にカウンセリングに行き、「誰が自分の手術を行うのか」は最低限確認していただきたいポイントです。
またこの際に、クリニック全体の実績や症例数だけではなく、執刀医個人の実績も必ず確認するようにしてください。

2.毛根の採取方法を確認する

現在パンチによる毛根採取には2パターンがあり、医師自らが採取するケースと、専用の機械(ロボット)が採取するケースがあります。どちらがよいかは様々な判断基準があるため明言は避けますが、とはいえ術前にそれぞれの特徴を事前に把握する必要はあるでしょう。

3.症例写真を複数枚見せてもらう

実際にクリニックで行った手術結果(症例写真)は、事前のカウンセリング等の際に確認するようにしてください。その際に、可能であれば複数の症例を見せてもらい、チャンピオン症例(=学会発表レベルの、すごく結果がよかった手術結果)以外も確認するとよいでしょう。より客観的にクリニック・医師の技術力を知る指標となります。

「極細パンチ」を使った術後の傷跡は?

くり抜きで使用するパンチは、極細であればあるほどかさぶたになる可能性が減るため傷跡は目立ちにくくなります。ただし実際にパンチを使用する医師を始め、医療スタッフが使いこなせるだけ技術力がなければ全く意味がありません。最悪の場合、移植したものの定着せずに毛が生えてこないことにもなりかねません。
傷跡を気にすることはもちろんですが、一番大事なポイントは「移植した株ができるだけ100%に近い本数で定着すること」です。そのためにも、手術費用やクリニックの豪華さ、またカウンセラーの話術だけではなく、技術力がある医師が担当してくれるのかどう
かという点を一番の判断基準することをお薦めします。

一人でも多くの方が、自毛植毛手術によって快適な生活を送れますように。

植毛治療後にピットスカーが起きる原因

ピットスカー(pit scar)は、植毛治療後に移植毛の根元が凹んだしまった状態のことを指します。明るいところで見ると毛根に影が見え陥没しているのが分かる状態になります。
ナイロンなどの人工植毛治療で多く見られた副作用です。
自毛による植毛手術の場合はそこまで症例数は多くはありませんが、それでも、残念ながらピットスカーになってしまうことがあります。

■ピットスカーが人工毛移植で起きやすい理由

植毛した部分の頭皮がデコボコになってしまうピットスカーは、レモンなどのかんきつ類の皮のような状態です。明るいところで見ると毛根に変な影ができるため気にされる方も多いです。
人工植毛ではピットスカーが生じる確率は特に高く、ナイロンやポリエステルといった異物を頭皮に差し込むことで皮膚の細胞が拒否反応を起こすことが原因です。拒否反応が大きい場合、頭皮が凸凹とするだけではなく移植した人口毛が抜け落ちることもあります。そうすると、ますます凸凹の頭皮が目立ってしまうためより状況は悪化します。
この状況を改善するためには、凸凹の部分に再度植毛を行ったり凹んだ部分をくりぬき修正を行うと言った方法もありますが、いずれも難易度が高くあまりお勧めできる手術ではありません。

■自毛植毛の際にも起こりうる「ピットスカー」

ピットスカーは、自毛植毛手術でも起こりえます。要因としては、毛根を移植する際に毛包を表皮よりも深く押し込んでしまうケースや、スリットとグラフト株のサイズがあわないケースなどです。部位としては前頭部や額の部分への移植の際に起こりやすいです。

■自毛植毛手術によるピットスカーを回避する方法

自毛植毛手術によるピットスカーを回避するには、やはり熟練されたドクターに施術してもらうことが一番です。またクリニックの治療法や使用している器具によってもピットスカーになりやすいものがあります。
いずれも手術前にカウンセリングに行き、症例を確認したり医師の経験(医師歴ではなく、植毛手術の症例数や手術経験)をきちんと確認することが重要です。大手クリニックだから安心、地名度があるから大丈夫などとおっしゃる方もおりますが、実際の医師の力量や技術力とはそういったものでは測れないことは理解しておいた方がよいと思います。

自毛植毛手術後のかさぶた、どのくらいで取れる?

自毛植毛手術後は、移植部分に小さな傷とかさぶたが残ります。小さいとはいえ、仕事に復帰した後や人と会っている時にも目立ってしまわないかなど気になるところです。
一般的に自毛植毛手術後のかさぶたは、どのくらいで取れるのでしょうか。

■かさぶたが取れるのは10日~2週間後

植毛クリニックが使用する器具等にもよって異なりますが、自毛植毛の際に頭皮に空ける穴(ホール)は0.6~0.9mm程度と小さく、それほど目立つものではありません。
とはいえ、術後は植毛の際に開けたホールやスリット部分から少量の血が出るため、はじめのうちはじくじくしていますが、3~4日で褐色のかさぶたになりはじめます。

かさぶたがなくなる期間は異なりますが、グラフトが1本~2本の比較的小さな傷跡のかさぶたは1週間くらいでなくなると見てよいでしょう。グラフトがもう少し大きい場合には、かさぶたがとれるまでには少し時間がかかりますが、それでも10日~2週間もあればきれいに取れてしまいます。

なお、できるだけかさぶたを早く取りたいという方には入浴時のシャンプーが有効です。
多くの自毛植毛クリニックではシャンプーは翌日からOKと言っていますが、最初の1週間は移植した毛根が抜けてしまう原因となる可能性があるため、万が一のためにも頭皮に直接シャンプーをつけて洗うのではなく、ぬるめのお湯にシャンプーを少量溶かし、汚れを洗い流す程度にするのがお勧めです。
また、シャンプーの際には、できるだけ刺激を与えないように大量のお湯を一気に頭皮にかけたり、水圧の高いシャワーを使用することはできれば避けるほうがよいです。

施術後1週間は、移植したドナー株が頭皮に定着する大事な期間です。いくら早くかさぶたを取りたいと思っても強く指でこすったりせずに、移植した毛根がしっかりと定着するには術後2週間はかかると言われていますので、あくまでもそれを意識した上で、優しく髪を洗うようにしてください。

最初に頭皮をぬらしておくことによって、かさぶたを柔らかくしておくことで強い力をかけなくてもかさぶたが取れやすい状態になるので、より早くかさぶたをなくすことができます。

■かさぶたが取れた後のかゆみについて

かさぶたが取れた後、頭皮にかゆみが出る方が多くいます。
植毛クリニックの中には、1週間経過すれば、その後は移植後の部分のかさぶたを擦って取っても問題ないとしているところもありますが、その後の定着率等を考えると少し心配に感じる方もいるかもしれません。
多くの場合、術後2週間を過ぎていれば多少指で掻いてしまっても大丈夫だと言われていますが、人によって定着する期間も異なる場合がありますから、できるだけ最小限に、頭皮に過度の刺激を与えないようにすることを心がけてください。

また、植毛クリニックによってはかゆみ止めの内服薬やローションなどを処方してくれるところもあるようなので、あまりにもかゆみがひどい場合には、施術したクリニックに相談して症状をみてもらうことをお勧めします。

なお、どのクリニックも基本的に手術後のアフターケアとして診察は行っていますが、その対応方法に多少差があるようです。クリニックのなかにはアフターケア専用の相談室を設けているところもあったり、この辺りの対応は植毛クリニックの姿勢によって異なるようです。より安心して手術を受けるためには、キャンペーン料金の安さや広告などのイメージだけではなく、「医師の技術力」や「術後のサポート体制」といった、実利の部分をきちんと確認してクリニックを選んでください。

自毛植毛後のショックロスを防ぐ方法

ショックロスとは、自毛植毛手術を行った後1~2ヶ月目くらいに、移植した箇所に生えていた元の髪の毛が一時的に抜け落ちてしまうという現象のことです。

自毛植毛の手術後にこのようなショックロスが起こる割合は5人に1人と言われており、珍しいことではないとは頭で理解しつつも、せっかく植毛した毛が抜け落ちてしまうのは精神的なショックもありますし、できれば避けたいものです。
ここではショックロスが起こる理由と、ショックロスをできるだけ抑える方法をご紹介します。


ショックロスで抜けるのは「既存の毛」のみ

前述の通り、植毛後に起きるショックロスは、自毛植毛をした箇所に以前から生えていた既存の毛が抜け落ちる現象のことを言います。

原因としては様々なものが言われていますが、植毛手術でドナー株を移植する際に使用するスリット(針のようなもの)によって既存の毛根を傷つけてしまうことや、植毛によって頭皮の環境が変わってしまうことによって起こります。

ショックロスで抜け落ちた髪は、3~4ヶ月で再度発毛してくるものもあれば、そのまま抜け落ちて一生涯生えてこないものもあります。ですがショックロスで抜けおちるものは基本的にもともと生えていた髪の毛であり、植毛手術によって移植した元気な髪は、数ヶ月すればすくすくと生えてきて1年後にはしっかりとしたのになってくれます。

なお、数回に分けて自毛植毛手術行った場合は、頭皮はすでに元気な毛根が中心となっている状態なので、2回目以降のショックロスは起こりにくいと言われています。

ショックロスを避ける方法とは?

5人に1人程度は起きる現象と理解はしていても、ショックロスはできるだけ避けたいものです。

自毛植毛手術後にショックロスを避ける方法としては、移植の際に、髪の毛がそこまで薄くなってない箇所は控えめに植毛することで、必要以上に頭皮を傷つけることがなくなりショックロスを減らせると言われています。

もうひとつは、自毛植毛手術後の頭皮環境を整えておくために、薄毛治療用の内服薬であるプロペシアやミノキシジルを服用しておくことです。
プロペシアやミノキシジルの効果によって、既存の元気のなくなった毛根を元気に保つことでショックロスをある程度防ぐことができます。

なお、ショックロスの一番の要因は、手術中のメスによる頭皮や毛根へのダメージです。
「既存の毛根を傷つける」ことを避けるのが最善の方法ですが、こればかりは自身ではどうすることもできません。

これを防ぐ為には、施術をするドクターの手腕に頼るしかないので、ショックロスをなるべく避けたい場合には、施術してくれるドクターの技術力や、どれだけの症例数をこなしているか、という部分も重要になってきます。

ドナー株を移植する際に使用するパンチはおよそ1mmと細いのですが、中には0.63mmという極細のパンチを使用して移植してくれるクリニックもあるようですので、そうしたクリニックを選ぶこともひとつの手段と言えます。

自毛植毛手術は痛いのか

実際に自毛植毛手術を行うにあたって、やはり気になるのは手術や術後の痛みという方も多いと思います。体験談などを見ると、自毛植毛手術中は局部麻酔をしてから行うため、最初の麻酔以外の痛みはほとんどないと書いてあるものもあります。実際には自毛植毛治療をした場合、どのタイミングでどの程度の痛みが想定されるのでしょう。

■自毛植毛手術前の局部麻酔の痛み

自毛植毛手術の場合、後頭部からドナー株を採取する際にパンチ式の機器でくり抜くため、事前に局部麻酔を行います。局部麻酔は注射器によって少しづつ打っていきます。
移植する範囲(ドナー株の本数)によって麻酔量は異なり、当然ながら広い範囲のドナー株の採取をする際には局部麻酔も多めになってきます。

なお麻酔は、頭皮の薄い皮膚部分に行うため指先などの末端部分への注射と異なり、我慢できる程度の痛みです。手術は麻酔が完全に効いてから行うため痛みは本当にありません。

■術後の痛み-当日

歯医者で抜糸をした後と同じで、局部麻酔は手術が終えて時間がたてば次第に切れてきます。そのため縫合した部分やドナー株を採取した部分がチクチクと痛むことがあります。
また、縫合した部分がひきつれるような感覚や違和感があることもあります。このひきつれた感じも時間の経過とともに軽減します。また抜糸をすればほぼなります。痛みの度合いは個人の感じ方によってまちまちですが、我慢できる程度の痛みと思ってよいでしょう。

もし麻酔が切れた後の痛みに不安な場合は、クリニックから処方される痛み止めを早めに飲んでください。痛み止めが効くまでに多少時間がかかるため、我慢的なくなる前に多少早めに飲む方がよいでしょう。

■術後の痛み-翌日以降

翌日以降は、痛みも引いてきてほぼ移植した部分が痛むことはないです。それでも気になる場合には、処方してもらった痛み止めを携帯し、気になった際に服用します。

なお術後の痛みの感じ方には個人差があり、処方してもらった痛み止めを、手術当日でさえ「飲まなくても平気だった」という人もいます。また個人差とあわせて、手術の際の手際や医師の執刀・縫合の技術力に依るところも大きいです。痛みが不安な方はできるだけ症例数が多く熟練した医師がいるクリニックを選ぶと安心です。

自毛植毛手術時の痛みについてまとめ

手術の際の痛みは多くの人が気になる内容です。自毛植毛治療の場合、FUE法かFUT法にするかによっても術後の痛みに多少差があると言えます。

頭皮を短冊状に切り取るFUE法の場合、頭皮を切った後に皮膚を寄せて縫合する部位ができるため、術後に痛みや違和感を感じることがあります。対してメスを使わずに特殊な極細のパンチでグラフトを採取するFUT法の場合は、皮膚を切ったりしないため術後の痛みやダウンタイムはFUE法よりも短いという利点があります。どうしても不安がある場合は、FUT法による治療を選択することをお勧めします。

また医師や看護師の熟練度も大きく関係しているため、症例数が多く経験豊富な医師のいるクリニックを選ぶことも大切です。HPに掲載されている院長や医師だけではなく、実際に手術を行ってくれる医師についても事前に確認することをお勧めします。

自毛植毛手術後、痛みはどのくらい?

自毛植毛手術を検討した場合、やはり気になるのは術中・術後の痛み。
痛みに関しては、実際に行う手術法がFUT法かFUE法かによってもかなり異なります。FUT法の場合、後頭部のドナー採取部分にメスを入れ皮膚を切り取るためFUE法よりも痛みを感じるかもしれません。

自毛植毛の術後の痛みはどのくらいのものなのでしょうか?

■FUT法の場合

FUT法は、男性ホルモンの影響を受けづらい後頭部からドナー株を皮膚ごとメスで切り取り移植する方法です。

どのくらいの毛髪を移植するかによっても異なりますが、たくさんの毛髪を移植したい場合には、当然ながら切り取る範囲も大きくなります。

皮膚は横に長く帯状に切り取り、皮膚採取が終わるとすぐに上下の皮膚の縫合作業に入ります。

手術中は麻酔が効いているためほぼ無痛ですが、家に帰り麻酔が切れると縫合した部分が少し痛むことがあります。ほとんどのクリニックでは、術後の痛みに備えて痛み止めを処方してくれますから、もし痛みがある場合には痛み止めを飲めば痛みはなくなります。
ただし「痛み止めを処方してもらったけれど、飲まなくて大丈夫だった」という人も多く、個人差があります。

痛みではなく縫合した部分に多少違和感が発生することもありますが、これは抜糸をすればなくなります。

■FUE法の場合

FUE法とは、FUT法のようにメスを使って皮膚を切ることなく、1mm程度のごく細い金属製のパンチを使って、ドナー株を採取する方法です。

当然のことながら、メスを使わないため、術後の痛みもFUT法に比べてかなり少ないです。
とはいえもちろん痛みが出る可能性もありますので、クリニックで念のため痛み止めを処方して貰うとよいでしょう。

■術後、縫合部から血がにじむ場合も

経験が浅いドクターが手術を行った場合、後頭部の縫合や移植先の植え込み作業がうまくいかず、家に帰ってから痛みと共に傷口から血がにじむこともあると言います。
この場合、血のにじんだ部分をタオルなどで圧迫することで出血は抑えることができます。

なお、血がにじむということは縫合がうまくいっていない証拠です。経験不足の医師による手術や、古い術式を採用しているクリニックで起こる可能性が大きいです。

こうした「失敗」をしない為には、きちんとしたクリニックで信頼のおけるドクターを選ぶことが大事です。

キャンペーン価格や知名度、広告宣伝に踊らされずに、

・どれだけの症例数をこなしているか
・担当する医師の経歴はしっかりしているか
・親身になってカウンセリングを行ってくれるか
・医師のみならず看護師やスタッフも親身に対応しているか

などをきちんと自分の目で見極め、納得できるドクターに自毛植毛をして貰うことが一番大切です。

術後の傷は目立つの?

自毛植毛手術をするにあたって多くの方が気になる点は、価格・痛み・傷跡です。

自毛植毛はあくまでも手術ですから、多少なりの傷は残る可能性があります。
ですが、この傷を最小限に抑える方法もあります。ここでは傷跡をできるだけ残さない自毛植毛の方法について解説します。

■FUT法の場合

FUT法の場合、後頭部からドナー株を採取するためにメスを使って横長の短冊状に皮膚ごと毛根を切り抜きます。
移植する本数にもよりますが、2000本以上の移植をする場合には、後頭部からかなり多くのドナー株を採取する必要があるため、後頭部で切り抜く皮膚部分も相応のボリュームが必要になります。
必要なドナー株を皮膚ごと切除した後は、この部分の上下の傷を引っ張り縫合します。離れていた皮膚を伸ばして縫合するため、術後数週間は患部に違和感がありますが、次第に落ち着きます。

なお縫合の際の傷は経過とともに次第に消失しますが、医師の縫合の仕方によっては傷跡が消えるまでに時間がかかってしまうこともあります。この場合、傷跡だけではなく違和感も多少長く残ります。

■FUE法

FUE法は、FUT法と違いメスを使って皮膚を切り抜くことはしません。代わりに専用のパンチを用いてドナーとなる毛根を採取します。

縫合を行わないため傷跡はそれほど残らない点が特徴ですが、残念ながら術者の技術力によっては術後にパンチ(直径約1mm)でくりぬいた跡が点々とかさぶたのように残ってしまうことがあります。

特に、日本人の肌の色は白いかさぶたが目立ちやすいため、FUE法で傷跡が残ってしまうという状態はできるだけ避けたほうがよいでしょう。

■総合して言えること

FUT法、FUE法ともに傷跡が残るのは、ほぼ100%ドクターの手腕です。
最新の自毛植毛手術のFUE法の場合、クリニックのHPでは「傷跡が残らない」「ダウンタイムが短い」などと記載しているところも多いですが、正直これは腕のある医師が手術を行った場合に限られます。
最新の治療法のため、HPや広告で積極的に案内しているものの、実際にはそれほど手術経験が多くないというクリニックも多数存在します。FUE法を本当に医師が何百症例も執刀しているのかと事前にきちんと確認する必要があるでしょう。

術後の傷跡は医師の技術力次第です。少しでも早く普段通りの生活を送るためにも、技術力があり症例数が豊富な医師がいる植毛クリニックで手術を行う事をお勧めします。

自毛植毛手術後の傷を早く治すコツ

自毛植毛手術後に気になるのが、術後の傷跡です。
特にFUT法などメスで皮膚を採取した際は、縫合部分の傷跡がいつまで残るか気になるものです。

またメスを使わないFUE法で手術を行っても場合によってはパンチで採取した部分が点々と残る可能性もあります。自毛植毛を行った後の傷跡はどのくらい残るものなのでしょうか?

傷を隠すための帽子やキャップは術後4日目から

術後は、ドナー株を採取した後頭部の傷跡がまだ完治しておらず、剃りあげた髪の毛も伸びてきていないので、どうしても傷跡は目立ってしまいます。

傷跡を隠すためには帽子やニットなどを使用することが多いですが、移植後の傷跡をできるだけ早く治すためにも、またドナーの定着率をあげるためにも、ムレなどが発生しないように3日程度は使用しないほうがよいでしょう。

目安としては、縫合またはパンチで穴を開けた傷がかさぶたになる術後4日目以降に着用するのが望ましいです。

その際も、まだ移植したナー株が完全に定着している訳ではないので、指や帽子で頭皮を刺激したり、締め付けたりするのは避けてください。被る場合はサイズが少し大きめで、緩いと感じるくらいの帽子、またはニットキャップをお勧めします。

シャンプーの使用は術後2週間ほど我慢

自毛植毛手術後は、基本的に2週間頃からシャンプーがOKとなります。それまでは、ぬるま湯で頭皮についた汚れを洗い流す程度で過ごします。

ぬるま湯で洗う程度では頭皮が不潔になり感染症などを起こすのでは?と心配になる人もいるかもしれません。ですが、自毛植毛は頭皮のごく薄い部分への施術になるため、感染症などの恐れはほとんどないと言っていいでしょう。
それよりもシャンプーなどでごしごしと頭皮を洗ってしまうと、せっかく移植した毛が定着する前に抜けてしまう可能性が大きいので、2週間ほどは頭皮に刺激を与えずに安静にすることが大切です。

なお稀に、手術後にまぶたが腫れる・軽い痛みや痺れなどの症状が現れることがありますが、これは自毛植毛後に見られる現象です。時間が経つにつれて、症状は改善していきます。

医師によっては想定より傷跡が長引くことも

本来であれば、自毛植毛によってできた傷跡は時間の経過と共にほとんど目立たなくなるものです。
特にFUE法はメスを使用せずに特殊なパンチ等を使って毛包をひとつひとつくり抜いてドナー株を採取するため皮膚を切り取る必要もなく傷跡は残りにくいと言われています。
ですが残念ながら、経験が少ない医師がFUE法を行った場合、パンチ等でくり抜いた部分にぽつぽつと広範囲に赤い傷痕が残ってしまうことがあります。これはある意味、FUT法で皮膚を採取した以上に傷跡が目立ちます。
せっかく傷が残らないという評判の最新のFUE法で手術を行ったのに、執刀した医師のスキル不足により傷が残ってしまうのでは本末転倒ではないでしょうか。手術前に誓約書を書かされるケースも多く、傷跡が残っても返金などをいうことはほぼできません。
クリニックからすれば、移植が成功すれば傷跡が残っても仕方ないのでは?と言うかもしれませんが、実際に執刀を受ける私たちからすれば、できるだけ傷跡ができず痛みもなく、そして沢山定着してくれる手術を望んでいるわけです。

手術法やクリニックの知名度だけで手術先を選ばずに、執刀担当の医師の経験や実際の症例写真なども事前に確認することが、自毛植毛手術を成功させるために重要です。

自毛植毛手術をしたいが傷を作れない方へ

仕事が多忙なビジネスマンや経営者・個人事業主等の方の場合、自毛植毛手術をしたいと思っても、なかなか休みが取れず手術を受けるチャンスがなかったり、すぐに職場復帰できるか不安でカウンセリングに行く機会を逃しているといった声もよく聞きます。

自毛植毛手術は日帰り手術となりますが、メスを使うFUT[法の場合、術後数日間は頭に包帯をしなければならず、翌日から普段の生活に戻るのは少し難しいかもしれません。
できるのですがその後の傷や、FUT法の場合ですと数日間は包帯をしていなければならないなど、実際には翌日から普段通りの生活に戻るのは難しいのが現状です。

専用のパンチなどを使用するメスを使わないFUE法でも、術後すぐはドナーを採取した後頭部部分に小さな赤い傷ができるため、翌日からすぐに出社するには少し抵抗を感じる方もいるでしょう。

そんな中、ここ1年ほどで多忙なビジネスマンや経営者、人前に出る仕事をしている方に特に人気が出ているのが親和クリニックのNC-MIRAI法です。
今では、クリニックによってさまざまな手法で自毛植毛が行われていますが、中でも「最短で仕事に復帰できる」と噂の自毛植毛があるようです。

親和クリニックの「NC-MIRAI法」

自毛植毛手術には、FUT法(メスを使って頭皮を切り取る手法)やFUE法(パンチを使ってドナー株を採取する手法)などがありますが、どちらも手術の際に、ドナー株の採取元となる後頭部の髪の毛を短く刈り上げる必要があります。

そのため、メスを使用しないFUT法でも頭皮に赤い点々としたパンチ跡が残ってしまい、髪がある程度伸びるまでは多少傷が目立ってしまいます。

このため仕事が忙しくて休みを取れない方や経営者、人前に出るお仕事をされている方の中にはどうしても抵抗を感じるという方もいらっしゃったのですが、実は親和クリニッでは、メスを使わずに、しかも髪の毛も刈り上げずに行える自毛植毛手術を行っています。

これは「NC-MIRAI法」と言い、経験豊富な熟練ドクターがドナー株を目視で1本1本確認しながら綿密に採取していきます。

通常のドクターの場合、このような手作業に近い移植を行うと1日で手術が終わらない可能性がありますが、「NC-MRAI法」では自毛植毛手術のプロフェッショナル医師が移植を行うため、1回の手術で13,000本の移植が可能となっています。

頭頂部まで後退した植毛の場合でも移植数はおよそ5,000本~6,000本程度ですので、13000本までカバーしているということは、広範囲に渡る植毛でも1回の手術で行うことができます。

また使用するパンチの大きさも通常は1mm程度がほとんどですが、MIRAI法のパンチの直径0.63mmと非常に小さいサイズになっています。
パンチの直径が小さいため、取り扱う医師にとっては非常に高度な技術が要求されますが、その分傷跡が残りにくいというメリットがあります。

また自毛植毛はスピーディに移植を行わないと毛根組織が死んでしまいます。髪を刈り上げずに1回の手術で13,000本の移植を行うというのは驚異的な技術力と圧倒的な集中力が必要なためまさに神業に近く、手術を行える医師は限られているために現在は親和クリニックでのみ行われています。

お仕事が忙しい方や自毛植毛をしたことを周りに知られたくない方はもちろん、植毛手術は熟練したドクターにお願いしたいとお考えの方には、絶対的におすすめの手法です。