再生医療を活用した新しい自毛発毛「毛根培養」とは

薄毛の治療法として有効な自毛植毛ですが、どこで治療を行うべきか選び悩んでいる方も多いでしょう。当サイトでは自毛植毛情報とあわせて実績豊富実力派の自毛植毛クリニックの評判や口コミを掲載しています

男性の頭部写真

再生医療を活用した新しい自毛発毛「毛根培養」とは

新しい自毛発毛の技術として、再生医療を活用した「毛根培養」が注目を浴びています。
今回はこの「毛根培養」について調べてみました。

■自毛植毛でも「クローン」技術が可能に?!毛根培養とは

最近では、様々な菌や細胞などを培養し自然増殖させる「クローン」技術が発達してきています。主なものには、例えば大きなやけどを負った際に、自身の皮膚をクローン技術で培養し増殖させることによって、人工の皮膚を使わずに肌の再生が可能になるなどです。
このような技術が「毛根」にも適用できるのではないか?という根拠のもと、最近では自身の毛根を培養することで髪の毛を増やすための研究が進められています。
これが、「毛根再生医療」と呼ばれるものです。

このクローン技術の革新的なところは、今まで行われてきた後頭部などからの広範囲のドナー株の採取が必要なくなるため、傷跡も残らずに手術ができるという点にあります。

また、自毛植毛では現在生えている髪の毛を他の薄くなった箇所に移植するため、術前と術後では髪の毛の総数は変わりません。しかし毛根培養によって1本の毛髪から複数の髪の毛を培養することで、いくらでも髪を増やすことができます。
また広範囲における自毛植毛手術では複数回に分けて手術を行う必要もありますが、毛根細胞を培養する方法であれば限りなく少ない回数で行うことができます。

■毛根培養の具体的な方法

活きた毛根には、毛乳頭細胞、毛母細胞、底部毛根鞘細胞などの各細胞によって形成されています。今までは、この中の「毛乳頭細胞」「毛母細胞」に刺激を与えることで毛髪の発毛が活性化されると考えられてきましたが、最近ではその下に位置する「底部毛根鞘細胞」という細胞が、毛髪の成長に重要な役割を果たすという仮説が生まれています。
そこで、毛根培養では頭皮からわずかな毛根(約5mm程度)の毛根を採取し、そこから「底部毛根鞘細胞」だけを切り離し、特殊な方法で培養します。これにより、毛髪培養能力を保持したまま毛根の成長に関わる「底部毛根鞘細胞」を大量に培養することができます。

■毛根培養の実現化はこれから

しかし、この毛根培養技術はまだまだ試作段階です。一部のクリニックが海外で行ったという報告はありますが、日本で導入されるのはもう少し先のようです。また導入されたとしても、最初のうちは非常に多くの研究費をかけられているため、コストが非常に割高になることは間違いないでしょう。
この新しい発毛法は定着するまで待つことももちろん選択肢としてありでしょうし、それまでに薄毛の進行を留めたいという場合は、現在の方法で最もリスクが少なく安全性が高く定着率がよい方法を探すことをおすすめします。

ですから、現段階では少ない頭皮負担で、かつ一度に多くの植毛が可能な優良なドクターを探して依頼するのが良いでしょう。